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送金のレートこそ、多くのアプリが取り違えているもの

500ユーロを両替所に持ち込み、ディナールを手に出てきます。両替所は取り分を取りました。それで食べているのですから当然です。ところがほとんどの家計簿アプリは、この両替を公式の仲値で記録します。つまり、いま払った取り分は記録から消えます。紙の上のあなたは、財布の中のあなたより少し裕福になります。

差額はどこへ行くのか

両替は支出ではありません。お金はまだ手元にあり、形が変わっただけです。支出として記録すれば、両替所に行くたびに500ユーロを失ったように見えてしまいます。

といって、何でもないわけでもありません。公式レートと実際にもらったレートの差は本物の費用で、毎月両替する生活を1年続ければ無視できない額になります。公式レートで換算するアプリは、支出もこの費用も記録しません。お金は向こう側にただ現れ、しかも受け取った額より少しだけ多く現れます。

両方の金額を残す

解き方は地味で、そのぶん完全です。出た額と入った額を2つの事実として保存し、どちらも計算しないこと。

500ユーロが出て58 200ディナールが入ったなら、その2つが数字です。レートはそこから導かれる116.4で、それが手数料込みで実際にもらったレートです。問い合わせるものはなく、レートのサービスも要らず、この記録は永遠に正しいままです。そもそもレートに依存していないからです。

レートが要る場所と、要らない場所

レートのサービスが要る仕事は1つだけ。ウォレット全部の合計を、あなたが考える1つの通貨で見せることです。この数字は便宜であり、相場とともに動きます。それで正しいのです。答えているのは「これ全部は今いくらか」という問いですから。

入力したものはすべてそのまま残ります。レートが動いても過去の取引は書き換わらないので、3月の支出は3月の尺度で読め、月どうしの比較が意味を持ちます。レートは背景で更新され、最後に取得した組が保存されるので、合計はオフラインでも働きます。

両替を記録する

  1. 「ウォレット」タブで、お金が出たウォレットの「−」を押します。
  2. 実際に出た金額を入力します。この例なら500です。
  3. ふつうの支出カテゴリではなく「送金」を選びます。
  4. お金が入ったウォレットを選びます。通貨が違うので「換算付き送金」の画面が開きます。
  5. 実際に入った金額、58 200 を入力して保存します。両方のウォレットが更新され、2つで1件の取引になり、履歴には両替所がくれたレートが残ります。

よくある質問

公式レートでアプリに任せて済ませては駄目ですか?

それでは、起きていない取引を記録することになるからです。公式レートは市場の平均で、トレーディングデスクの外にいる人は誰も手にできません。それを記録すると、残高はわずかにずれます。しかもあなたが一生気づかず、直しもしない向きに。

では毎回2つの数字を入れるのですか?

はい。そしてどちらも手元のレシートに書いてあります。入力欄1つと引き換えに、履歴が正しいまま残ります。

その両替がいくらについたか見られますか?

導かれたレートとその日の市場レートを比べればわかります。その計算を Walletable が代わりにやることはなく、それははっきり言っておきます。比較できるように正直な数字を保つところまでが、今日の役目です。

外貨でのカード決済はどうなりますか?

それは送金ではなく、ウォレットの通貨での普通の支出です。換算はすでに銀行が自分のレートで済ませています。記録すべき事実は、口座から出た金額です。

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